2010.5.29[Sat]
「個展終了〜ミケランジェロの死」
本日、ギャラリーユニグラバス銀座館での個展「記憶の交錯」が終了。お忙しい中、足をお運び頂いた方々にはこの場を借りて深く御礼を申し上げます。今後、更なる変化を求めて表現を模索したいと思う。
話は変わるが、今回の個展の準備期間中「死」というものを強く意識するようになったことは前回にも記したばかりだが、最終日の本日、愛猫の三毛猫「ミケランジェロ」が突然逝ってしまった。朝7:30頃、突然痙攣を起こし瞳孔も開いたままとなったため、すぐさま動物病院へ運び入院させ個展会場へと出向いたのだが…。13:35に息を引き取ったとの連絡が入った。個展終了後、亡骸を引き取って帰宅し、まるで今でも眠っているかのようなミケランジェロに、庭に咲き乱れている薔薇の花を捧げた。ミケランジェロよ、永遠に。

2010.5.17[Mon]
「記憶の交錯」
ギャラリーユニグラバス銀座館での個展も早いもので一週間後となった。既にDMを受け取った方々はご覧頂いておられるだろうと思うが、今回の個展のテーマは「記憶の交錯」である。記憶としての「出来事」はいかにして「表象」に転位されるのか…。それは私自身が制作を通して特に強く脳裡をかすめてきた疑点である。そして理由は分からないが、ここ一ヵ月で何故か「死」というものをより身近なものとして感じさせられることになったのも事実なようである。展示を通して僅かでもその答えに近づくことが出来れば…と期待と不安が半々の心境である。
今回の展示は大型のオブジェなども含め、ホームページにもまだ掲載していない作品も数多く展示することになる。また、私自身のデザイナーとしての経験も活かし、DMやパンフレット、展示会場の大型ポスターや壁面パネルなども全てにおいて手掛けさせて頂いた。そのあたりも含め、是非足を運んで楽しんで頂ければ幸甚である。




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