2013.6.2[Sun]
『友よ』

今日、突然、個展会場に懐かしい友人が、奥様と二人で来てくれた。
大川小、中学校時代の同級生。
実に21年ぶりの再会。
あの津波で二人のお子さまを同時に亡くされた…。

どう言葉をかけて良いのか分らず
ただただ、過ぎ去った二年半…。

貴方達がどんな辛く苦しい想いでこの2年半を過ごしてきたのか…。
「前を向いて生きるしかないから…」という貴方達の言葉の裏には
涙を流した夜がどれだけあったのか…。

想像してみたけれど、やっぱり俺には到底分らなかった…。
苦しみや悲しみを分かち合えないこと…。
もどかしく、いたたまれない気持ち…。
何故か、ごめん…としか言えない気持ちだった。

でも、何ら昔と変わらない心が通い合う絆があった。
逢いに来てくれてありがとう。
本当にありがとう…。
いつでも何でもチカラになりたい。

画像は奥様が好きだと言ってくださった作品。
これは貴方達、家族の姿に思えた…。
本当に深く深く、心に染みた…。

また逢いましょう。



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