2018.5.26[Sat]
『憂悶の情』

日々
悪戦苦闘
敵は何処に存在しているか
いや何処にもあらず
気づくのは
実は時の流れといふ
目に見えぬ大敵であったのだ
憂悶の情
もののあわれ
そのものである
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馬上少年過ぐ
世平らかにして白髪多し
残躯天の赦す所
楽しまずして是を如何にせん
(伊達政宗)

2018.5.25[Fri]
『喜びに満ちた橋』

己とは違ふ方法論で生き
感じている人の存在を喜ぶべきである
己と似た性質の者を愛するのではなく
己と対立して生きている人との
喜びに満ちた橋を
架けることが重要なのである
対立や矛盾を超越し
反発することなく
喜びに満ちた精神を持つべきなのだ

2018.5.24[Thu]
『命とは』

私の中で…
もはや…

時空は
狂い始めている…

命とは
一体何なのであろうか…

私は
目の前で女性が…

電車に轢かれたのを
観て終った…

自らの人生のピリオドのために
線路へ飛び降りた女性…

電車の急ブレーキ音…
周囲の悲鳴…

警察や救急隊や消防隊が
駆け付ける
騒然とした景色…

そして
運ばれてゆく遺体袋…

此れを
私はどのように
了承したら良いのだろう…

只々
悲しみで
いっぱいである…



摩訶般若波羅蜜多心経
観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五
蘊皆空度一切苦厄舎利子色不異空空不
異色色即是空空即是色受想行識亦復如
是舎利子是諸法空相不生不滅不垢不浄
不増不減是故空中無色無受想行識無眼
耳鼻舌身意無色声香味触法無眼界乃至
無意識界無無明亦無無明尽乃至無老死
亦無老死尽無苦集滅道無智亦無得以無
所得故菩提薩埵依般若波羅蜜多故心無
罣礙無罣礙故無有恐怖遠離一切顛倒夢
想究竟涅槃三世諸仏依般若波羅蜜多故
得阿耨多羅三藐三菩提故知般若波羅蜜
多是大神咒是大明咒是無上咒是無等等
咒能除一切苦真実不虚故説般若波羅蜜
多咒即説咒曰
掲諦 掲諦 波羅掲諦 波羅僧掲諦
菩提薩婆訶 般若心経


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https://www.youtube.com/watch?v=RqlItqLTseQ
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2018.5.23[Wed]
『啓示を与えてくれる風景』

この作品は
ポリエステル・フィルムの表面に
コーティングを施した構造を持つ
リトグラフ技法によるものである

油絵の具と水との
相互影響によって
独特の性質が現れる

コンセプチュアルな距離感と
直接性を同時に得られる

畢竟
シュールレアリスムの概念とも
調和するもので

プリントされた紙面も
あるいは
版面も同時に
作品となり得るものである

私の精神に
より多くの啓示を
与えてくれる風景なのだ

2018.5.22[Tue]
『調教』

己の心を奴隷とすることなかれ
常に主であるよふに

其処にあるものこそが
最も重要な拠り所である

己の心を
調教するのだ
丁寧に
丁寧に

2018.5.21[Mon]
『共闘』

己自身を常に見張り
其の先に向かって
精神を解体し乍ら
闘うすることをやめない
心の澄んだ人こそ
共に一緒にいるべき戦友なり

2018.5.20[Sun]
『攻略出来ぬ領域』

物質は空間の連続性にある
畢竟、分割可能である

知覚(生活)は欲求と充足の
二元性(非連続=分割不可)である

其の理解を知らぬ限り
攻略出来ぬ領域といふものが

この世には存在するのだ

2018.5.19[Sat]
『マルジナリア=☝』

文章を読み解くにあたり

その行間の中にいかに多くの
『マルジナリア=☝』を見付けるか

そして其の多くの『マルジナリア=☝』の中から
最も重要な『マルジナリア=☝』を見定めるかを
追求するのが制作といふものである

其処にあるものを見過ごして
営みは決して成立しないのである

メビウスのアルザック・ラプソディーには
その精神が至る所に存在する

2018.5.18[Fri]
『ベアトリーチェ・チェンチ』

誠に見よ、方今我国の洋学者流、
其前年は悉皆漢書生ならざるはなし、
悉皆神仏者ならざるはなし。
封建の士族に非ざれば、封建の民なり。
恰も一身にして二生を経るが如く
一人にして両身あるが如し。
二生相比し両身相較し、
其全生前身に得たるものを以って
之を今生今身に得たる西洋に照らして、
其形影の互に反射するを見ば、
果たして何の観を為す可きや。
其議論必ず確実ならざるを得ざるなり。

福沢諭吉のこの言葉には
実験の精神が存在している

私はこの一文を読むなり
脈絡なく
ベアトリーチェ・チェンチのことが
脳裏をよぎる

大変に
不思議なことである。

2018.5.17[Thu]
『メランコリアの袂』

心よ

もし仮にわたしが
此処に存在していることを
忘れて終うよふであれば

どふか
呼び止めて欲しい

種子が
私の未知の岸辺に並んで

この肉体の束の間の悲劇に
森林のよふに
雪崩込んでいるから

天使の性質は
メランコリアの袂

ふっと黙って
ゆったりと紡がれる
平穏な波

近くには
庭の霧がたちこめて
わたしをとりまいている

何処が前で
何処が後ろなの

それは
蒼く透明で

雲々の求め続けた
花の数だけ
あったのでした



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